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    <title>アカの他人〜通りすがりの事件簿〜</title>
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    <updated>2010-05-25T01:03:54Z</updated>
    
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    <title>通りすがりの関係論〜ドイツにて</title>
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    <published>2010-05-24T20:54:56Z</published>
    <updated>2010-05-25T01:03:54Z</updated>

    <summary>人生を変えるヒトコトというものがある。 と言っても、別にプロポーズの話ではない。...</summary>
    <author>
        <name>Lo紀子</name>
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    <category term="ドイツ　一人旅　" label="ドイツ　一人旅　" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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        <![CDATA[<p>人生を変えるヒトコトというものがある。<br />
と言っても、別にプロポーズの話ではない。</p>

<p><br />
19歳の頃、アタシはヨーロッパを1人旅した。<br />
旅のテーマは"生きやすい場所探し"。<br />
当時、ドイツ語を勉強していたこともあり、ドイツ語圏中心に旅をした。</p>

<p><br />
ドイツは町の中に音楽や美術の中に生活がある。<br />
そんな印象を受けていたアタシは、「ドイツに住んでみよう」という気になり始めていた。</p>

<p><br />
ドイツの列車はコンパーメント方式。ちょっとした隔離された空間をシェアするため、見知らぬ人との会話が生まれやすい。</p>

<p><br />
ドイツ語を勉強し始めたばかりなのだと言うと、皆、つたない発話をしっかりと聞いて、わかりやすい単語を選んで話してくれたから、随分といろいろな話ができた。</p>

<p><br />
そんな親切なドイツ人の1人に面倒見の良いおばあちゃんという感じの女性がいた。「R」の巻き舌が足りないと、レッスンまでしてくれた優しいおばあちゃんだったが、アタシのヒトコトで急に目尻がつり上がった。</p>

<p>　それは......<br />
<div style="text-align: center;"><big>一人旅しているの。</big></div></p>

<p><br />
<span style="color:#0000ff;">まあ！ご両親は知っているの？<br />
え？知らない？<br />
あなた、家出なの？<br />
じゃあ、行くあては？<br />
まあ！明日からの予定を決めていないなんて！</span></p>

<p><br />
この時の旅がアタシにとっての初めての海外旅行。さらに日本国内でも1人旅をしたことがなかった。</p>

<p>両親に伝えていなかったのは、そんなアタシがいきなり海外で1人旅することを知ると絶対に反対されると考えていたから。それは確かに悪いよ。</p>

<p><br />
でも、バックパッカーで先々のことをあまり計画立てしない旅っていうのは、普通じゃないの？</p>

<p>なんでこんなに叱られてるの？アタシ......。</p>

<p><br />
<span style="color:#ff00ff;">だいたいあなたいくつなの？<br />
え？20歳？<br />
え〜！！　<big><big><big>中学生</big></big></big>かと思ったわ。</span></p>

<p><br />
......20歳というのは1歳サバ読みだけど、中学生というのはドイツ流のジョークなのだろうか？</p>

<p><br />
その答えがあったのは、ドイツのデパート。<br />
持っていた衣類では寒かったので、セーターを買い足しに行った時のことだ。<br />
いろいろ探してもかなり大きなサイズのものしかない。</p>

<p>「すみません。私が着るセーターを探しているのですが......」と店員さんに相談すると、「ちょっと待ってください」と、彼女がセーターを持ってきてくれた。</p>

<p>...っが、<big><big>このセーター、くっくまちゃん？</big></big></p>

<p>「あのぉ、熊はちょっと......」。<br />
「じゃあ、こちらは？」</p>

<p>っと、差し出されたのは<big><big>うさぎのセーター</big></big>。</p>

<p><br />
ティネージャーは大人っぽく見られたいものだ。<br />
その上、小柄なことをコンプレックスに感じていたアタシは、「幼く見えてしまうこの国では仕事が見つからないカモ」と、ドイツ移住への気持ちが少しずつフェードアウトしていったのだ。</p>

<p><br />
今の年齢で同じ体験をしたなら、また、答えは違ったと思うのだけど。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>通りすがりの関係論〜香港人の場合</title>
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    <published>2010-04-18T16:00:29Z</published>
    <updated>2010-04-20T16:45:36Z</updated>

    <summary>香港に住んでいる時、アタシはいろいろな香港人に声を掛けられた。 とはいえ、アタシ...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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        <![CDATA[<p>香港に住んでいる時、アタシはいろいろな香港人に声を掛けられた。</p>

<p>とはいえ、アタシは美人でも、体型が特別目立つわけでもない。<br />
老若男女問わず、声を掛けられた理由、それは...</p>

<p><br />
<big><big>明らかに日本人だったから。</big></big></p>

<p><br />
当時のアタシは、ライターや編集、翻訳の仕事をしていた。<br />
一所にじっとしていられないタチのアタシは、仕事が行き詰まると、人の声がざわざわとするカフェやファーストフードに出掛け、そこで仕事がした。</p>

<p><span style="color:#ff00ff;"><big>「うるさいところでは集中できない」</big></span>というが、アタシの場合、<big>うるさい場所での方が集中力が増し、仕事がはかどる。</big></p>

<p><br />
そんなわけで、日本語の資料をどばっと広げ、パソコンの前で自分の世界に入るアタシは、一目で日本人とわかるわけだ。</p>

<p>日本語の資料を広げていなくても、顔が<span style="color:#ff00ff;"><big>「きみは典型的日本人だからすぐにわかる」</big></span>という香港人の友人もいる。</p>

<p><br />
なにはともあれ、<big>親日家の多い香港。</big><br />
<span style="color:#ff00ff;">日本小姐（日本女子）</span>がいるとわかると、話しかけたくなる香港人は多いようだ。</p>

<p><br />
<big><span style="color:#ff0000;">「あなたは、日本人ですか？」</span></big>と、直接的に尋ねてくる人もいれば、<span style="color:#ff0000;"><big>「コンニチハ、サヨナラ、オゲンキデスカ？」</big></span>と、自分の知っている日本語を口にして、アタシの関心を引こうとする間接ワザでくる人もいる。</p>

<p>ただ、大変申し訳ないのが、こういう時のアタシは大抵てんぱっている。<br />
締め切りが迫り、焦っている時がほとんどなので、きちんと応対する余力がない。</p>

<p><br />
自分でも嫌なヤツだなと思うのだが、そういう時、アタシは英語で<span style="color:#ff00ff;"><big>「え？何ていいました？」</big></span>と、聞き返す。本当に嫌なヤツだ。</p>

<p>そうすると大抵<span style="color:#0000ff;"><big>「あ、すみません」</big></span>と諦めてくれる。</p>

<p><br />
ただ、それでも粘ってくれた人もいる。<br />
<span style="color:#ff0000;"><big>FFF（ファースト・フード・フレンド）</big></span>と勝手に命名した友人2人だ。</p>

<p>１人は<big>母の年齢と変わらない女性</big>。<br />
日本人と結婚していて日本語も話せる。</p>

<p>その後、週に１度は会っていたほど、仲良くなった。取材の際の人探しでもすごくお世話になったし、引っ越しで困った際にもいろいろ助けてくれた。</p>

<p><br />
そんな彼女とファーストフードで日本語で会話している時に、声を掛けてきたのがもう１人のFFFである<big>女子高生</big>。</p>

<p>日本のドラマが大好きで、日本語名をつけてくれというので、当時、香港で絶大な人気を誇っていた日本人女優の名前をとって<big>「ななこちゃん」</big>と名付けた。</p>

<p>以降、時々電話がかかってきて<span style="color:#ff00ff;">「もしもし、先生？（アタシのこと。日本語を教えていたので）ななこよ」</span>と、アタシがつけた日本語名を使ってくれていた。</p>

<p><br />
2人との関係は、帰国して４年たった今も続いている。</p>

<p><br />
そう考えると、日本人でないふりしてしまったために、一体どれだけの出会いのチャンスを逃してしまったのか...。<br />
心に余裕がないと、通りすがりはタダのアカの他人にすぎないのだ。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>通りすがりの関係論〜ナイジェリア人の場合【後半】</title>
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    <published>2010-04-05T14:21:52Z</published>
    <updated>2010-04-07T04:14:00Z</updated>

    <summary>30分くらい待った後、領事に会うことができた。 しかし、それは取材のアポを取るた...</summary>
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        <![CDATA[<p>30分くらい待った後、領事に会うことができた。<br />
しかし、それは取材のアポを取るための面会ではなく、取材そのものだった。</p>

<p>取材モードではなかった私は少し焦ったが、聞きたいことはすでに決まっていた。</p>

<p>「ナイジェリアでは、なぜ幸せを感じる人が多いのですか？」</p>

<p>この取材を行なったのは、２００３年度の"世界でもっとも幸せだと感じる人が多い国"調査結果が発表された直後のこと。この調査で、ナイジェリアが世界１になったのだ。</p>

<p>ニュースから伝わってくるナイジェリアの現実に、幸せを感じる人がなぜ多いのか、正直なところ、不思議でならなかった。</p>

<p><br />
「お待たせして申し訳なかったね」。<br />
「いえ、スタッフの方に親切にして頂いたので。それにしても、多いんですね。スタッフの方。待ち合い室で５、６人の方にお声掛け頂いたんですよ」。<br />
「え？　あ、それはスタッフではなくて、手続きに来た人だと思いますよ」。</p>

<p><br />
え？スタッフではなく、手続きに来た人が声をかけてくれていたの？</p>

<p><br />
あまりに驚いたアタシは、驚いたままの勢いで、領事に尋ねた。<br />
そして、領事はアタシの驚きぶりに驚いて...。</p>

<p>「大変失礼だが、あなたは外見からナイジェリア人には見えない。外国人なら言葉の問題もあるだろうから、手続きに困ったりしていないか、心配になるのが普通ですよね？」</p>

<p><br />
見知らぬ外国人に親切に声をかけてくれる人たちに驚いた自分がなんだかハズカシイ。</p>

<p><br />
アタシにとって、通りすがりの人は基本的に"アカの他人"。<br />
明らかに困っている様子が伺えたりしない限りは、声をかけたりしない。</p>

<p><br />
でも、ナイジェリア人にとっては----少なくとも、声をかけてくれた人たちは----通りすがりの人々は、単なるアカの他人ではなかったようだ。</p>

<p><br />
話を聞いた領事の話では、ナイジェリアでは失業してもそれほどクヨクヨしないのだと言う。</p>

<p><br />
「お金がないのは、問題。でも、それは悩みじゃないから」。</p>

<p><br />
お金がないからと言って、バーに飲みに行くことを諦めるわけではない。お酒を飲みながら、誰かと語りたければ、とりあえずバーに行く。すると必ずお金を支払ってくれる"誰か"がいる。それを気にすることはない。仕事が見つかって、またお金が出来た時に、お金のない"誰か"におごればいいだけの話なのだから。</p>

<p><br />
これがイイコトなのかは、正直、アタシにはわからない。<br />
でも、"アカの他人≦通りすがり≦友達"であることが、ナイジェリア人の幸せ感に多少なりとも影響を与えていることには違いなかった。</p>

<p><br />
アタシにとって、通りすがりの人って何だろう？</p>]]>
        
    </content>
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    <title>通りすがりの関係論〜ナイジェリア人の場合【前半】</title>
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    <published>2010-01-11T15:04:15Z</published>
    <updated>2009-12-22T14:21:32Z</updated>

    <summary>香港のナイジェリア領事館に行った時のこと。 受付で、取材依頼をして待っていると、...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/">
        <![CDATA[<p>香港のナイジェリア領事館に行った時のこと。<br />
受付で、取材依頼をして待っていると、1人のナイジェリア人が話しかけてきた。</p>

<p><br />
<span style="color:#0000ff;">「もう、受付はお済みですか？」</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「はい。さっき、お願いしました」。<br />
</span><span style="color:#0000ff;">「そう、それなら、良かった」。</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「ありがとう」。</span></p>

<p><br />
いきなりアポもとらず、領事館に来たのは、電話であれこれ説明するよりも、実際に見本紙を見せながら、記事の主旨を説明した方が取材を受けてもらいやすくなるのではないかと考えたからだ。</p>

<p><br />
だから、今日はアポとりを目的とした訪問。</p>

<p><br />
５分くらいすると、また、別のナイジェリア人らしき人が声を掛けてきた。</p>

<p><span style="color:#0000ff;">「もう、受付はお済みですか？」</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「はい。さっき、お願いしました」。<br />
</span><span style="color:#0000ff;">「そう、それなら、良かった」。</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「ありがとう」。</span></p>

<p>あれ？デシャブー？<br />
でも、さっき声を掛けてくれた人とは、ちょっと違うかも。</p>

<p>取材についてどのような説明をするか考えていたところだったので、話し掛けてくれた人の外見は、うろ覚えだった。</p>

<p><br />
それから、数分後。<br />
また、ナイジェリア人に声を掛けられた。</p>

<p><br />
<span style="color:#008000;">「さっきから待っているようですが、受付はもうすませました？」</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「はい」。</span><br />
<span style="color:#008000;">「それなから良かった」。</span><br />
<span style="color:#ff00ff;">「ありがとう」。</span></p>

<p><br />
香港のナイジェリア領事館は、一体何人のスタッフがいるのだろうか？<br />
この後も、２、３人のナイジェリア人に「受付は済ませたかどうか」話しかけられたが、すべて違う人からだった。</p>

<p><br />
その謎が解けたのは、取材が始まってからだ。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>影響される会話</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/2009/12/post-6.html" />
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    <published>2009-12-22T13:02:56Z</published>
    <updated>2009-12-22T14:02:17Z</updated>

    <summary>夫はアメリカ人だが、チャイニーズ系で、日本で普通に生活していると、日本人にしかみ...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/">
        <![CDATA[<p>夫はアメリカ人だが、チャイニーズ系で、日本で普通に生活していると、日本人にしかみえない。</p>

<p>西洋人風の旅行客が困っている時に、「お手伝いしましょうか？」と近づいていく夫は、必ずといっていいほど、「ネイティブ並みの英語ですね」と褒められる。</p>

<p>ネイティブ並みというか...、ネイティブなんですけど...。</p>

<p></p>

<p>なぜ、最初にこんなことから話し始めたかといえば、夫と2人で、たとえば電車の中で、会話するとき、どうみても日本人の2人が日本語以外の言語で話していると、何となく注目されてしまう時がある。</p>

<p><br />
今回のテーマは、<big><span style="color:#ff0000;">アカの他人に影響される会話</span></big>について。</p>

<p></p>

<p>そうすると、電車の目の前に座っていた人たちや、レストランで隣り合わせた人たちが外国語や、海外の話題になっていることが少なくない。</p>

<p><br />
<strong><span style="color:#008000;">「おまえさ、留学とかって行ってみたい？」<br />
「いや〜、別に。海外とかって興味ないし」。</span></strong></p>

<p><br />
<strong><span style="color:#0000ff;">「レポートやった？」<br />
「ああ、もう出しちゃったよ」。</span></strong></p>

<p><br />
などなど。</p>

<p><br />
だけど、よくよく観察してみると、これはなにも「日本人同士が外国語で会話している」という変な要素があるから、"アカの他人"の会話に影響を与えているわけではなさそうだ。</p>

<p><strong><span style="color:#0000ff;">「週末どうする？」</span></strong><br />
<span style="color:#008000;"><strong>「最近、おもしろいことない？」</strong></span></p>

<p>そんなどこにでもある会話でも、聞こえてくると、ついつい影響されて...。</p>

<p><strong><span style="color:#0000ff;">「そういえば、先週末ってどうしてたの？」</span></strong><br />
<span style="color:#008000;"><strong>「この前言ってた"婚活"ってどうなったの？」</strong></span></p>

<p><br />
なんて話題になる。</p>

<p><br />
そう考えると...。</p>

<p><br />
「隣に座った人や、目の前に立っている人なんか、まったく興味はないわ」という顔で、携帯メールを読んでいる人も、実は私と同じように、通りすがりの人に興味津々なのかもしれない。</p>]]>
        
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    <title>中間のヒト</title>
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    <published>2009-12-08T00:33:59Z</published>
    <updated>2009-12-08T01:05:12Z</updated>

    <summary>　たとえば、見知らぬ人に何かヒトコト言うとき、相手が激しく言い返すような強さを持...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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        <![CDATA[<p>　たとえば、見知らぬ人に何かヒトコト言うとき、相手が激しく言い返すような強さを持っているなら、恐らく人は躊躇するだろう。<br />
  逆にそのヒトコトで、立ち直れないくらい大きなダメージを受けるようなの弱さを垣間みせれば、恐らく人は言いたいヒトコトを飲み込むだろう。</p>

<p><br />
　アタシはちょうどその中間いる。言いたいことが山のほどある人にとっては、<strong><span style="color:#ff00ff;">気軽にヒトコト言えるカテゴリーに入る、無害な女</span></strong>。<br />
　ヒトコト言っても、「何か困った事態になることはきっとない」と思われているに違いない匂いを醸し出している。きっとね。</p>

<p><br />
　<big><div style="text-align: center;"><strong>アタシの特徴４〜無害に見える。</strong></div></big></p>

<p>　<br />
　通りすがりの人との会話で、どうにもこうにも消化しきれない気持ちが残ることがある。"いい逃げ"とでもいえばいいだろうか？</p>

<p>　娘が１歳を迎えた年のある冬の日のこと。</p>

<p>　いつものように娘をベビーカーに乗せ、保育園から自宅に向かっていた。その頃の娘は、ベビーカーの上で靴下をぬいでは、それを道路めがけてぽいっと投げ捨てるのが"趣味"だった。<br />
　<br />
　落とされた靴下を拾ってははかせ、また、落とされては拾ってはかせ...を繰り返していると、いつまで立っても家に帰り着かない。だから、"靴下ぽいっゲーム"は２回までつきあい、あとは裸足のまま放っておくことにしていた。<br />
　<br />
　その日も、いつものように裸足になった娘を乗せたベビーカーを押して、家路を急いでいた。<br />
　<br />
　すると、交差点ですれ違ったばかりの自転車がすごい勢いでUターンして戻ってきた。</p>

<p>　<div style="text-align: center;"><strong><span style="color:#ff00ff;">「風邪ひくじゃない！　靴下履かせなさいよ！」</span></strong></div></p>

<p><br />
　相手は中年女性。子育てに関して超初心者であるアタシは、この分野のアドバイスはどんなことでも、まずは謙虚な気持ちで聞くことにしている。だから（アタシにしては珍しく）素直な気持ちで聞き返した。</p>

<p>　<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#0000ff;">「実は履かせても履かせても、ぬいでしまうんです。毛布をかけても蹴ぬいでしまうし...。</span></div></strong><br />
　<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#0000ff;">こういう場合はどうしたら良いのでしょうか？」</span></div></strong></p>

<p>　すると、女性。<strong><div style="text-align: center;"><span style="color:#ff00ff;">「知らないわよ！　そんなこと。子ども育てたことないんだから！」</span></div></strong></p>

<p><br />
　そう言って、再び自転車に股がり、さっさとその場を去ってしまった。</p>

<p>　<div style="text-align: center;"><strong>ひゅる〜る〜</strong></div></p>

<p>　<br />
　Uターンしてまでのヒトコト言いに来たのだから、絶対に子育てのベテランだと思ったのに。もしかして、虐待と間違えられた？<br />
その場に残されたアタシの心は...。</p>

<p><strong><div style="text-align: left;"><span style="color:#0000ff;">「ねえねえ、靴下履いてくれるかなぁ。大人はいろいろあってね」。</span></div></strong></p>

<p><br />
　母の心の中に吹く北風に気づいたのか、娘、おとなしく足を出し靴下をはかせる。<br />
　...あのオバサマのヒトコトも効果があったのかもしれない。</p>]]>
        
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    <title>それって、アタシのこと？</title>
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    <published>2009-11-23T15:01:15Z</published>
    <updated>2009-11-26T09:42:32Z</updated>

    <summary>　数年前、香港で記者をしていた頃、月に一度、アジアのリゾート地を紹介するコラムを...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/">
        <![CDATA[<p>　数年前、香港で記者をしていた頃、月に一度、アジアのリゾート地を紹介するコラムを持っていた。<br />
５ツ星ホテルのスイートに泊まったり、リゾート地の裏側を垣間見れたり、<br />
観光業を活性化させたい国の観光局の人たちに観光客としての意見を述べたり...。<br />
 <br />
アタシの個人旅行では、絶対に体験しえないことばかりで、毎回、興奮気味。<br />
  <br />
でも、一度、特集記事のために１ヵ月のほとんどをホテルで過ごし、家に帰れないときがあった。その時ばかりは、狭い部屋が自分の小さな城のように思えて、何だか泣けた。<br />
<span style="color:#008000;"><span style="color:#0000ff;">何が一番辛かったのかといえば、食事のコト。</span></span><br />
　旅行記事には食べ物についての情報が必須であるため、どこに行っても、そこでオススメの品（アピールしたい食べ物）をいろいろ食べさせてくれる。</p>

<p>　しかし、残念なことに、庶民の胃袋を持ったアタシは、高級料理が続くと、胃がびっくりして対応しきれなくなってしまうようだ。特に九州で育ったアタシの胃袋は、薄味好み。味付けが強くなりがちな高級料理の連続に、胃が悲鳴をあげていた。<br />
  それでも、記者を精一杯もてなそうとする広報担当者の前で、「食べられない」とは口が裂けてもいえない。<br />
  <br />
　一連の取材の最後は、クルージング船での１泊２日の旅だった。<br />
<div style="text-align: center;"><span style="color:#0000ff;">「これが終われば、普通の食生活に戻れる...」。</span></div><br />
　うれしことに、この時の取材では、レストランの取材は別途時間が設けられていて、わたしの食事時間には、広報担当者が同席しないということだった。<br />
   足を運んだのは、ごく普通のビュッフェ。<br />
　サラダのコーナーで、レタスやトマトを少しだけ皿に盛り、ドレッシングもかけずに食べていた。<br />
　食欲のない一人っきりの食事。ついつい耳は周囲の声を拾った。<br />
    <br />
　この船は、夕方、香港を出発し、翌朝、香港に戻ってくるクルージングで、香港の領海を出るとカジノができることがウリになっていた。そのため、マカオ同様、中国大陸からの観光客が目立った。<br />
　隣の席に座った年配の女性2人も中国大陸からの観光客であるようだった。<br />
<span style="color:#0000ff;"><div style="text-align: center;">「やっぱり、食事で元を取らなくっちゃね」</div></span> <br />
<span style="color:#0000ff;"><div style="text-align: center;">「他に何がタダなんだっけ？」</div></span><br />
クルージング船の費用には、一部店舗をのぞいたレストランでの食事代やサウナ、プール、一部エンターテイメント費等が含まれていた。だから、「払った費用分はしっかり食べなきゃ」ということらしい。<br />
<div style="text-align: center;"><span style="color:#008000;">たくましいなぁ〜。</span></div><br />
　彼女たちが中国大陸からの旅行客であることは、聞こえてきた言語が北京語であっただけでなく、外見からもすぐに見分けがついた。「中国○△旅行社」と書かれたおそろいの帽子をかぶっていたからだ。</p>

<p>　一般的に、中国人は個性的であるため、協調性がないと言われているが、日本国内でもおそろいのグッズを身につけている旅行客を多く見かける。<br />
　 ツアーで配られる小さなバッジですら、あまり積極的に付けたがらないアタシの方がよっぽど協調性がないのかもしれない。<br />
　そんなことを考えていると、再び彼女たちの声が耳に入ってきた。</p>

<p><span style="color:#008000;"><div style="text-align: center;">「あれじゃあ、全然元が取れてない」。</div></span> 　<span style="color:#008000;"><div style="text-align: center;">「どれ？　あー、ホントだ。あんなんじゃ全然ダメだ」。</div></span><br />
 　 おっと、彼女たち、すごいダメだしをしている。<br />
<span style="color:#008000;"><div style="text-align: center;">「あんなに野菜ばっかりじゃ、全く元を取れてないよ」。</div></span>　<div style="text-align: center;"><span style="color:#008000;">「本当。あんな量じゃ、全然無理だね」。</span></div></p>

<div style="text-align: center;"><span style="color:#0000ff;">えっ...。
それって、もしかして、アタシのことですか？</span></div>

<p>他人の会話に、いつも心の中で"チャチャ（ツッコミ）"を入れているアタシだったが、その会話の中で、アタシの行動に"チャチャ"入れられるとは！</p>

<div style="text-align: center;"><span style="color:#0000ff;">「胃袋が過労死寸前なんだから、アタシのことなんて、ほっといてほしい」</span></div>
と、心の中で叫びつつ、アタシはなぜだがもう一度、ビュフェコーナーに足を運んでしまった。
　お刺身のコーナーで、つるんと飲み込めそうなものをいくつか野菜に乗せ、戻って来た。
<span style="color:#008000;"><div style="text-align: center;">「この後はどうする？」</div></span>  <span style="color:#008000;"><div style="text-align: center;">「ギャンブルは何時からできるんだっけ？」</div></span>
　もはや、オバサマ方の関心はアタシにはなかった。その場に残されたアタシは、お皿に盛ってしまった料理の責任をとるため、"おかわり"を後悔しながら、もくもくと食事を続けた。]]>
        
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    <title>ちょっとイイコト</title>
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    <published>2009-11-10T10:02:42Z</published>
    <updated>2009-11-10T17:55:32Z</updated>

    <summary>友達の○さんに似ている！」 　「取引先に似ている人がいるよ！」 　それがアタシ。...</summary>
    <author>
        <name>Lo紀子</name>
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    </author>
    
    
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        <![CDATA[<p>友達の○さんに似ている！」<br />
　「取引先に似ている人がいるよ！」<br />
　それがアタシ。</p>

<p>アタシの特徴２：どこにでもいる平均的な日本女子像。</p>

<p>その外見からか、アタシは見知らぬ人に親しげに声を掛けられることが多い。と言っても、ナンパではない。硬派を越え、時には相槌に困るほどの重い話をふられることもある。<br />
そして、その傾向は、&quot;赤ちゃん&quot;という肩書きの娘と一緒に行動するようになって一層強まった。</p>

<p>　「かわいい赤ちゃんね。おいくつなの？」<br />
　総合病院で検診を終え、大きな待ち合い室で会計を待っていると、50代くらいの女性から声を掛けられた。<br />
　「６ヶ月です...」<br />
　そう言い終わらないうちに、おばさんは自分と息子の物語を話し出した。</p>

<p>　「うちの子もそのくらいのとき、かわいかったのよ。ほら、私、女手ひとつで育てたじゃない？あの子は本当にママっ子だったから...」。</p>

<p>　「ほら～じゃない？」っていうのは、アタシに話しかけてくれる人の定型会話パターン。<br />
　「ほらっ」って言われても初対面。なんて返答すればいいの？</p>

<p>　「ママっ子だったんですね」。</p>

<p>　そんなあいまいな相槌は必要がないほど、おばさんのトークは勢いを増す。</p>

<p>　「親孝行な息子でね。すごく優しいのよ。でもね、ほら、去年、中国に行っちゃったじゃない？あれからなかなか連絡くれなくなっちゃってね...あんなに大切に育てたのに...」。</p>

<p>　うわっ。何だろう...急に重たくなったこの空気感。</p>

<p>　「きっきっと、中国だから、電話したくでも電話回線に問題があるんですよ」。</p>

<p>　ごめん、中国！とっさに口が中国のせいにしてしまった。</p>

<p>　「そうなのよ！中国はね、ほら、まだ電話（回線）がちゃんとしてないでしょ。仕方ないのよ、息子は連絡したくてもできないのよ！」。<br />
　<br />
　おばさんに笑顔が戻った。<br />
　アタシ、ちょっとイイコトした？</p>]]>
        
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    <title>青春ってやつは。</title>
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    <published>2009-11-01T14:51:49Z</published>
    <updated>2009-11-10T14:43:45Z</updated>

    <summary>うるさいと集中できないという人が多い中、アタシはなぜだか周りがうるさい方が集中で...</summary>
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        <name>Lo紀子</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/">
        <![CDATA[<p>うるさいと集中できないという人が多い中、アタシはなぜだか周りがうるさい方が集中できる。<br /> ただし、うるさい原因は音楽ではなく、人の話し声でなければならない。音楽がかかっていると、それがたとえインストュルメンタルの曲でも、一緒に鼻歌を歌ってしまうから。</p> <p>だから、仕事中に行き詰ると、ザワザワしたカフェ等に出掛け、そこでパソコンと資料を広げる。</p> <div style="text-align: center;"><strong>アタシの特徴１：人の話し声がするところの方が集中できる。</strong></div> <p>たいていの場合、周りの雑音が聞こえなくなるほどの集中力が発揮でき、気が付けば、お仕事完了。でも、うまく集中できないと、他人の会話に侵入を試みてしまう。</p> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a rel="lightbox" href="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%891.jpg"><img alt="スライド1.jpg" src="http://www.llp-plugged.com/blog/anotherperson/assets_c/2009/11/スライド1-thumb-400x300-106.jpg" width="400" height="300" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span><p>その日も、原稿書きに行き詰まり、近所のカフェに足を運び、パソコンに向かっていた。しかし、ふと気が緩んだ瞬間、隣のテーブルの会話が聞こえてきてしまった。ティーンと思われるカップルだ。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「彼女、まだ、あなたのこと、忘れられないって」。</strong></div> <p>そう言ったティーンの女の子は、男の子の手をぎゅっと握る。<br /> あれ？　このシチュエーション、何だかおかしくない？</p> <p>黙りこくった男の子に、女の子は甘えた声で続ける。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「ねえ。私、どうしたらいい？　あなたとよりを戻したいっていう相談を彼女から受けているの。」</strong></div> <p>男の子、沈黙。<br /> 女の子、一層甘ったるさを増した声で、<strong>「よりなんて、もう戻せないのにね。」</strong></p> <p>ゲホホホ。アタシ、コーヒーをむせる。</p> <p>今風にかわいくいえば、彼女は小悪魔。<br /> 友達の彼を、友達の知らないところで横恋慕。しかも、その友達の恋愛相談にのっているようだった。</p> <p>アタシの席から見えるのは、彼氏の顔だけで、横並びに座った彼女の顔を見ることは――特にタイミング良く、コーヒーをむせった後だけに振り返るのは――難しい。</p> <p>幸いなコトに――幸いなのは、女友達とアタシの友情が堅かったからなのか、単にオトコの趣味が違っただけなのか――友達の彼を横取りしたことも、逆に横取りされたことも、アタシには経験がない。</p> <p>　友達から彼を奪っておいて、相談にのっている。そんな小悪魔ちゃんは、一体どんな容姿なのか？<br /> 見たい。彼女の顔が見たい。</p> <p>アタシから見える彼女は、彼氏の手に重ねた手だけ。白くてふっくらした手からは、彼女が痩せ型でないことくらいしか想像がつかない。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「私ね、勉強がんばる。恋も勉強もがんばって、皆に認められたいの」。</strong></div> <br/><br/><div style="text-align: center;">出たっ！青春。</div> <p>"オバサン"に片足突っ込んだアタシは何だか赤面しちゃうけど。こんなセリフは、ティーンならではの特権。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「ね、一緒にがんばろうよ。皆に素敵なカップルって認められよう！」</strong></div> <br/><br/><div style="text-align: center;"><strong>「...俺、無理...かな...」。</strong></div> <p>　重い口をやっと開いたかと思えば、彼の口から出たのは、草食系を臭わすセリフ。<br /> 　それとも彼の方は、捨てた元彼女のことに罪悪感を感じているのか？</p> <p>　聞きたい。彼の真意を。</p> <p>　気が付けば、アタシは作業をしていたファイルの上に新規ファイルを立ち上げ、隣のテーブルで交わされる会話の一部始終をメモしていた。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「彼女に本当のコト、言うべきかなぁ？」</strong></div> <p>　彼氏、無言で机にうつぶせる。</p> <p>　ダメだ。彼女の顔が見てみたい！<br /> 欲望に負けたアタシは彼女の方を見た。</p> <div style="text-align: center;"><strong>「そろそろ行こっか」。</strong></div> <p>タイミング良く、いや、タイミング悪く、彼女は立ち上がり、顔を見ることができなかった。</p> <p>　消えそうなくらいに低いテンションの彼とは対照的に、彼女の後ろ姿からは、抑えきれない幸せで溢れていた。<br /> 　<br /> あっ！ちょっと、待って！<br /> 続きはどうなるの？<br /> こんなにおもしろい話、今後の展開がとっても気になるのだけど。</p> <p>...心の中で叫んでみても、アタシ達は所詮、ただの通りすがり。</p> <p>必死にメモした青春版愛憎ストーリーは、連載の途中で打ち切りされた形で終わった。</p>]]>
        
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