お正月。おもちも食べられず、お節なんかもちろん買えず、たった一人で寂しさとひもじさに耐えているアラフォー由里です、こんにちは。
でも、ヒーターがあります...! 屋根裏の5畳半の部屋に住んでても、窓の近くのベッドは隙間風が入ってきて寒くても、それでも...! 人生に希望を捨ててはいません。
お金もなくて、人生最大にかつかつの生活(サランラップを半分に切って、けちって使うような生活)であっても、正月、ただひたすら寝て過ぎるのを待つような生活であっても、いつか...! 料理研究家&フラワーアレンジャーとして凱旋する日を夢見て...!
周りはセールなんかに行って、いいものを安く買っている中、洋服なんか一着も買えなくても(留学が始まってからもう一年近く服を買ってません)...!
今日は洗濯機を2回も回してしまいました。なんて贅沢をしてしまったんでしょう。
こんな贅沢ができるなんて幸せです。
では、今日のアラフォーです。
ちなみにそのコーヒーの学校は、何もない大平原のど真中にあった。
最初、エージェントのワカモノからその学校の料理コースに通うよう勧められたが、ここに1年通うのは、通学時間からも、出会いの面からも、保安上の面からもかなり私の人生にとってヤバイ選択になっていたように思う。
料理の授業が外から見られるのだが、私が見たとき、学生さんたちはフレンチフライを揚げていた。
コル●ンで本格的なフランス料理を...! なんて抱いていたアラフォーにとって、フレンチフライが授業内容であることは、かなりのショックであった。
しかも学生さんには10代に見える方が多かった。
料理をしない20代のワカモノにとって、料理学校なんてどれも同じなのだろうが、心底、コーヒーだけにしておいてよかったと痛感した。
唯一、私が運がよかったと感じられた瞬間である。(こんなことで...)
とりあえずなんとか試験に合格し、コーヒーの資格ももらい、次の学校に移ることになった。
(ちなみにさも簡単そうに資格が取れそうなふれこみだったが、毎晩午前1時まで勉強してやっと取れた。クラスの半数近くは落ちた。こういう部分もエージェントは教えてはくれない)
留学エージェントは料理学校の情報があまりなく、料理留学のはずが、エージェントがセッティングした次の学校は、単なる語学学校だった。
語学学校くらいしか、そのエージェントは情報がなかったのだろう。
語学学校。
ええ、何となくわかるだろうが、こういうところに来ているのは18歳~の学生さんである。
私のメインは婚活......。
学校で出会うのは...18歳の......。はあ。
20歳くらいの子はクラスメイトの子とちゃっかり付き合ってもいたが、学校では私がはるかに最年長だった。
確かに。アラフォーにもなって、語学学校に通っているというのはあまり聞かない。
大学院に通い直して、とか、ビジネススクールに通って、というのはよく聞く。
そういうところに行けば、婚活対象の男性にも会えたのかもしれないが、この学校を選んだのは、私自身もパニックを起こしていたし、エージェントは自分の成績を上げたいだけの、完全なるミスチョイスである。
自分の目的をしっかり持って生きようとか、留学しようとか、お叱りの言葉が聞こえてくるかもしれないが、アラフォーで人生行き詰っての留学は、自分探しも含まれている。
何が自分に合っているかも分からない、家族や子供がいるなんていう優先順位も、独身子なしのアラフォーにはない。
流されるままに、騙されるままに、人のいいアラフォーは料理の腕を上げることもできず(ホームステイではキッチンは使わせてもらえなかった)「A B C...」なんて授業を聞く毎日。
語学学校に来ている男性は、バリバリのビジネスマン(婚活対象者)とは程遠い。
とにかく、そこからも出会いを探せる人はいるだろうが、この語学学校で、出会いは一切なかった。
私の人生、何なんだろう...。行き詰った人生を変えようと、行動したにもかかわらず、一番つらい「私は将来どうしよう。このままどうしたらいいんだろう。一人で老婆になって、強い人は大丈夫かもしれないけれど、私はお金もないし老人ホームにも入れないし、耐えられるだろうか。料理修業もできないし、次の人生にかけて奮起しても、料理学校にすら通えない。次の人生につながる勉強も何もできない...」なんてことを悶々と考える日々の始まりである。
しかも連日どしゃぶり、ヒーターなしの外気温5度、年齢アラフォー。
クラッカーとチーズの夕食、シャワーを浴びた後、裸のまま、ホストマザーに命じられるまま、浴室の床と壁を掃除しながら、何でこんなことまで、と思いながら、自炊もできず、栄養状態がいきわたらない頭で、惨めさに涙をこらえるアラフォー。
人によりけりだと思うのだが、アラフォーにはホームステイという、若者向けの滞在形態は向かない気がする。ホストマザーもアラフォーが来て、困っている感じであった。
日本人は主張しないし、人はいいし、我慢するし、仲良くしようと思ってお土産なんかも買ってくるし、いいカモなんだろうなと、改めて思う。
ご家庭も、私がお土産を買ってくるのを、生活のあてにしているところはあった。
安いお土産を買ってくると、ホストマザーは冷たかった。
少し多めにご飯を食べると、ホストマザーは冷たかった。
アラフォーはいつもお腹をすかせ、凍えていた。
滞在中ずっと風邪を引いていて死にそうな目にあっていた。
いや、本当にいい人たちも多かった。
後からいい人たちのこともフォローするので、今は少しこのような感じ方であることを許して欲しい。