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TITLE : S.D.R(セドロ) vol.2 ★恐るべしセドロの求心力★

★セドロって?★

 快進撃を続けている40代のバンドがいる。それがSDR(セドロ)だ。大不況なんて言われている今の日本の中で、この"美中年度"の高いバンドはそんなこと意にも介せず、揃いのツナギを着て、なんだかとてつもなく楽しそうにロックをやっている・・・それだけで、なんだかとっても興味深い存在なのである。

 メンバーの構成がこれまた濃い。

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 ほら、ね。濃いでしょ~。

 左から
 EBI(ARB、UNICORN)、
 仲野茂(ANARCHY、アコギなSS、ゲタカルビ)、
 名越藤丸(exWRENCH、.ANARCHY、CAUCASUS)
 内藤幸也(ARB、Zi:LiE-YA)

 ANARCHY(アナーキー)もARBも80年代、男性ファンが多かった濃いバンド。アナーキーは性急なリズムと反抗的な歌詞のパンクロック。ARBはストイックでメッセージ性の強い硬派なロック。この記事を読んでいる女性たちにはあまりなじみがないかもしれないが、とにかく、80年代の日本のロックシーンを牽引したバンドである。
 その、アナーキーとARBのメンバーが新たなバンドを結成したのが、SDR(セドロ)であり、ロック界ではちょっとした話題になっているのだ。


★MARU、セドロライヴ初体験の記憶★

 SDR(セドロ)のことを知りたい。と、まずは。6月26日、下北沢CLUB251のライヴに参戦してみることにした。この日は、今年3月1日に発売された『FREEDOM』リリースツアーのファイナル公演の日だった。

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 ライヴ会場には特攻服姿のいかつい兄さんたちと、女性ファンが入り混じる。この頃、ちょうどユニコーン再結成で日本の音楽シーンが盛り上がっていたこともあり、ユニコーンのベーシストでもあるEBIさんファンがドドッと押しかけていた。ソールドアウト、300人のオーディエンスで会場はライヴ前からすごい熱気だ。
 一種独特の雰囲気の中、揃いの黒いツナギでメンバーが登場。会場は野太い男たちのおたけびと、黄色い女性たちの声で、なんだかとても本能的な空気に。そして、ライヴがはじまった。

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 茂さんの重厚な声が、一気にと脳と心に入ってくる。
 私はアナーキー時代の茂さんをまったく知らないのだが、ミュージシャンはもちろんのこと、映画監督や俳優などあらゆる方面の人々に影響を与えたバンドのヴォーカリストだという意味が、一声ですんなり理解できてしまった。理屈ではない。

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 この井出立ち、風貌。それだけでも圧倒されるのに、声、歌詞、すごい説得力だ。彼には、ものすごいエネルギーと求心力がある。映画「マトリックス・リローテッド」の中で、モーフィアスが演説をし、聴衆を煽っているシーンを思い出した(ちょっと古いね・・・)。撮影していても、引き込まれてテンションがあがってくる。

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 ギターの内藤幸也さん。別のバンドやイベントで何度も何度も彼のライヴを観てきているが、普段のクールな雰囲気から一転して、セドロでは情熱的だ。「これはオレのバンドだ」と彼自身語っているように、この4人で絡むとき、彼の持ち味と魅力が最大限に引き出されていく。これぞバンドマジックか。

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 ユニコーンともARBとも違うセドロのEBIさん。セドロではより自然体な印象。この日は茂さんから「新しいパンツと古いパンツどっちが好き?」と聞かれるなど、容赦なく下ネタの突っ込みを浴びていた。名越さんの激しいドラムの音に合う、力強いベースラインがさらに男前度をアップさせている。女子一同、ウットリするのはいたしかたない。

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 普段の名越さんはとてもマイペースな印象だが、ステージに上がるととてつもなく激しいドラムを披露してくれる。ステージの後ろにドンとリズムの柱が立つ・・・セドロの大黒柱とも言うべきか。安心感と冒険心の両方が飛んでくる。聴いているだけで気分がスッキリするのだ。

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 アンコール。「アナーキーとARBが合体したらどうなるんだろう」と興味深々だったというクドカンこと宮藤官九郎がギターを持って登場し、「LONDON CALLING」のイントロと「亜無亜危異都市」を披露。
 このときの何とも嬉しそうなクドカンの顔、メンバーの顔が印象的だった。この大人たちは、なぜこんなに楽しそうなのか。きっと彼らはもう何十年も、何も変わらず自分の表現を続けてきたのだろう。

 ライヴが終わると「自分も、自由に表現しながら生きたい」「もっと、ありのままを楽しみたい」という思いがフツフツと沸いてきた。
 彼らの姿を見ていると、幼い頃にスケッチブックにクレヨンで思うがままに絵を描いていた感覚や、「好きだから」という理由だけで必死になったものをいくつも思い出すのである。


※画像の無断転載はご遠慮ください。


★セドロライヴ情報(おまけ)★

SDR-セドロ- TOUR2010 ~FREEDOM~

2010.2.6 (土)名古屋 CLUB UP SET
2010.2.7 (日)大阪 難波ロケッツ
2010.2.8 (月)岡山 ペパーランド
2010.2.10(水) 福岡 DRUM SON
2010.2.11(木・祝) 広島 BACK BEAT
2010.2.13(土) 京都 磔磔
2010.2.19(金) 宮城 仙台 enn
2010.2.20(土) 山形 酒田MUSIC FACTORY
2010.2.21(日) 新潟 JUNK BOX mini
2010.2.27(土) 東京 KOENJI HIGH

セドロ初ワンマン~SDR ONE MAN LIVE 2009~
2009.12.20 (日) 渋谷 CLUB CRAWL
OPEN18:00 / START19:00
前売:3800yen(+DRINK) 当日4300yen(+DRINK)
チケットは、CLUB CRAWL店頭、ローソンチケットにて発売中
INFO.CLUB CRAWL 03-3498-3114
http://www.bighitcompany.com/crawl/

SDRオフィシャルホームページ
http://sdr.rdy.jp

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