クエルボのライヴをはじめてみたのは、昨年の6月。
クエルボが始動して2回目のライヴのときだった。
その日のライヴを観た時、
二人はまだ試行錯誤を重ねているように見えた。
片や、J-WALKのサイドヴォーカルとして、ソロシンガーとして
メジャーシーンで長く活動し、
身も心も削りながら歌い続けたヴォーカリスト。
片や、20年前に1度、メジャーデビューしつつも
自分のスタイルと違う、と博多に帰り、
独自のシーンをつむぎ上げてきたギターヴォーカリスト。
紆余曲折の末に一念発起して東京に挑むために選んだのは、
ごまかしなど効かない、
アコギ1本と声だけの勝負。
それは、上京してきたシマゼンさんの覚悟でもあり、
数々の試練を乗り越えてきた謙太郎さんの決意だったのかもしれない。
自らの中に昔からある何か熱いものを、
技量も経験も豊富な彼らはもう一度、見つめ直そうとしていた。
後日シマゼンさんに上記のライヴの感想を伝えると、
彼はうなづきながら「でも、もう、見えてきているんだよね」
と涼しい顔をして語っていた。
うーん、
なんだかカッコイイぞ。

「クエルボ」公式ホームページ
http://cuervo.cool-music.org/


