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2009年12月アーカイブ


TITLE : 正月

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「正月の餅」をテーマに江戸時代の様子の分かる資料を探してみると、
髪型や衣装は違っても、今も昔も変わらないのだと思う場面がたくさんあります。

餅つきは江戸の年末の風物詩でした。
江戸では12月も15日を過ぎると、大きな商家では自分の家で餅をつき、
一般の民家では菓子屋へ注文したり、餅つき人足に頼みました。
武家の正月ともなると、正月に甲冑に備えた餅を11日に撤去して、掛矢か斧で
叩き割り、雑煮として食しました。

  勇ましい姿が素敵だったので、参考にさせていただいたのは、
味の素食の文化センター蔵、文久三年、三代歌川豊国画「甲子春黄金若餅」の
市川市蔵です。

粋ですね。

【参考引用文献】
松下幸子2009錦絵が語る江戸の食、遊子館
笹間良彦1995復元 江戸生活図鑑 柏書房

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「身体は人間なのに顔は鳥」。
この絵ですが、私が浮世絵の研究を始める前に描いていた画でした。
しかし、これは日本の文化を湾曲して広めてしまうことになるのではないかと考え、
次第に描かなくなっていたのですが、まもなくして「動物の擬人画」が浮世絵の世界に
存在していることを知り驚いたことがあります。

絵師の名前は、歌川国芳と言います。
彼は無類の猫好きで、猫浮世絵師としての異名も持っていました。
天保13年(1842年)に、役者絵、遊女絵禁止令が発行された頃、当時役者絵を描いていた国芳は、おとぼけ画、落書き画などと称し、細かい部分まで洒落た絵をよく描くようになりました。
「人をばかにした人だ」という有名な彼の絵は、とても滑稽で愉快な画です。
(動物の擬人化した絵を描いていたのはもう少し前からだったという説もあります)

 思い返せば、私はよく鳥を擬人化していました。
取りたてて鳥好き、というわけではありませんでしたがまた描いてみました。
今回は、気を遣わず描きあげることができました。

※天保の改革...江戸幕府の老中、水野忠邦による改革(1841~1843)
※「猫の涼み」は、国芳の発想の豊さを絶妙に表わすとてもユニークな画です。


TITLE : 紋の理由






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