「正月の餅」をテーマに江戸時代の様子の分かる資料を探してみると、
髪型や衣装は違っても、今も昔も変わらないのだと思う場面がたくさんあります。
餅つきは江戸の年末の風物詩でした。
江戸では12月も15日を過ぎると、大きな商家では自分の家で餅をつき、
一般の民家では菓子屋へ注文したり、餅つき人足に頼みました。
武家の正月ともなると、正月に甲冑に備えた餅を11日に撤去して、掛矢か斧で
叩き割り、雑煮として食しました。
勇ましい姿が素敵だったので、参考にさせていただいたのは、
味の素食の文化センター蔵、文久三年、三代歌川豊国画「甲子春黄金若餅」の
市川市蔵です。
粋ですね。
【参考引用文献】
松下幸子2009錦絵が語る江戸の食、遊子館
笹間良彦1995復元 江戸生活図鑑 柏書房


