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2010年1月アーカイブ


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 江戸は人口が100万人を突破していた大都市でした。
その時代にして既にリサイクルシステムが完璧であったというのですから驚きです。
しかし遺跡発掘調査によると、まだ使われるようなものが平気で捨ててある状況が
見られるそうです。
発見物の内容としては、陶磁器や土器などの焼き物のたぐいが多く、銅や鉄などの
金属製品は遺跡からはあまり発掘されていないとのことなので、
陶磁器などはリサイクルされにくいものだったために捨てられたという見方もできますね。

 種類もいくつかあって、使い分けをしていたようです。
近世風俗志(五)(守貞謾稿)によると、茶を飲むの碗は茶碗、磁器の飯碗を茶碗
といい、茶用には、「茶のみ茶わん」、飯用には茶漬茶碗を使用していたと記して
あります。
文化頃までは朝顔形茶碗を専用にしており、当時は蓋があるのが通常だったようですね。

ちなみにイラストのように茶用には、蓋がなかったようです。
ついうっかり描いてしまう所でした。

【参考文献】
喜田川守貞、近世風俗志(五)(守貞謾稿)、岩波文庫
発掘が語る千代田の歴史、1998、千代田区教育委員会
江戸のやきものと暮らし、1993、新宿区内藤町遺跡調査会


TITLE : 吉祥模様

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 女性の着物の模様を描く場合は、時代背景や季節、身分などの違和感が
ないようにします。
今回の着物の柄にある「梅」ですが、梅は歳寒三友のひとつであり、新春を表す題材
として時代を問わず人気がある模様です。
江戸時代には吉祥模様として流行になりましたが、古くは平安時代に菅原道真の故事に
より広まったと言われています。
 ちなみに梅模様といえば、光琳梅という着物の柄もあります。
それを、光琳模様というのですが、江戸時代中期前半、町人女性の間で流行しました。
光琳模様とは、尾形光琳の画風を小袖意匠にうつしたものですが、
梅の花や蕾・枝を一筆描き的な筆致で簡略に表したもので、光琳梅と名づけられた模様が
風流雛形大成に登場しています。

 この時期にふさわしいシチュエーションとして武家の娘さんを描いてみましたが、
お正月用のお酒をこっそりいただいているような画になってしまいました。


 

【参考引用文献】
(株)ニューオータニ2009肉筆浮世絵と江戸のファッション、ニューオータニ美術館
並木誠士2006日本の伝統文様、東京美術






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