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2010年5月アーカイブ


TITLE : 囲碁

ko15.jpgのサムネール画像

 現代のように棋士という職業が確立していなかった江戸時代には、
家禄を支給されていた碁家と将棋家の当主たちやその子弟が、
年に一度江戸城で内で対局していました。
徳川家康が娯楽として碁や将棋を観戦していたことがあったために、
その先例にしたがって催されていた行事だったそうです。


 浮世絵にも生活の一風景として囲碁を嗜む人々の姿が多く見られ
碁盤と碁石がさりげなく描かれているものがあります。
 歌川豊国「若紫年中行事之内」、「光氏温泉遊奥ノ図」、歌川貞秀「土蜘蛛妖怪図」
歌川貞秀「源頼光を悩ませる土蜘蛛の妖怪」、楊洲周延「当今頗別品競」などを集め
見比べた所でいえば、どれもみな庶民の遊びというより、貴族の嗜みといった雰囲気です。 
庶民に伝わったのは、徳川幕府の崩壊後の時代ですが、江戸期全体を通じて、
碁や将棋の愛好者は棋力の向上に熱心であったことがよく分かります。

【参考文献】
碁打ち・将棋指しの江戸・1998・増川宏一・平凡社

TITLE : 女絵師






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