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「ママ業もキャリアも、自分のペースで、自分らしいバランスのとれた人生を送りたい!」
そんな“ママキャリ”と“ママキャリ予備軍”、そして支援者が集い、「ママ・キャリア・バランス(MCB)」について考え、行動する一大プロジェクトです。

皆さん、はじめまして。
ママ・キャリア・バランス推進委員会に参加させていただいてます、君(きみ)ひとみです。

もうすぐ5歳の息子の母親として、産後のサークル活動から始まり、
いまはNPO法人で働いている一社会人として、そして、女性として、人として、
「ママ・キャリア・バランス」は、つねづね興味のあることがらのひとつでした。
自分なりにさまざま模索していた時にLo紀子さんと出会い、
いまこうして自分について書く機会をいただいてます。
ご縁に感謝!です。

メンバーで唯一の"不惑"ということで、ちょっと懐かしい!?
テーマで書いていこうかな~と思ってます^^
それは、「ことわざ」。
産後、改めて身に沁みるようになったことば達を、この場をお借りして紹介させてくださいね。

「三つ子の魂百まで」

さて、そんなわたしが最初に紹介したいことわざは、『三つ子の魂百まで』。

「臨界期」ということばを、耳にしたことがありますか?
その時期でないと、身につけられない能力がある、とのこと。

年の離れた小さい子が身近にいるような経験のないわたし、
まったく先の読めない手探りの子育てだった。
そして、相手はことばをしゃべらず反応の薄い、0歳の赤ちゃん時代の息子。
「いま、これをやってあげないと!」という情報に踊らされ、
ついつい早期教育に走りそうになった自分が、その時いました。
幼児教育教材やら、DVDやら、ドッツカードやら、自宅で英語で会話やら・・・

でも・・・どれも、ピンとこない。
だって、
子育てって、本当にこんなに面倒?
大人から働きかけないといけないものなの?
太古の(・・・までさかのぼらなくても(笑))昔の子育てって、どういうものだったのかな?
と感じ、自分なりにさまざまに調べたり考えた結果、わたしがピンときたものは。

小さい頃って・・・
例えて言うなら、頭の中に「引き出し」を作っている段階なのね!!

外側からは見えないけれど、いずれ知識を入れ始めて、はじめて分かる。
引き出しが少ない・浅いと、そのあとのたくさんの「荷物」を、
いくら詰め込もうとしてもオーバーフローしちゃう。

言葉を変えれば「無意識下の常識」が、脈々と育っている時期・・・かな。
私たちも、例えば「良い/悪い」などの感覚って、
コントロールする以前の感情だと、感じませんか?

息子の成長を見ていて思うのは、幼稚園の年中のいまは、
すでに"あたま"で考えて判断する部分が、どんどん増えていること。
「クレヨンしんちゃん」がイメージしやすいかもですね^^
イッチョ前にいろいろ理解して、自分なりに「これ欲しい・あれ欲しい」なんて言ってみたり、
常識やルールやモラルをひけらかすようになったりして。

だからこそ、0歳~3歳頃までの「三つ子」時代って、改めて大切だったんだなぁ~って思います。
効果として目に見えやすいのは、「あたま」かなって思うので、
「○○ができた!」とか、ついつい熱心になったり、期待しちゃいがちですけれどね。

でも、そこをぐっと我慢して、ちょっと客観的に考えてみると。

「あたま」に詰め込もうとしないで、なにより「こころ」と「からだ」を大切にして欲しい!
なぜなら、この二つは、「無意識」の基礎、後で取り返しがつきにくいものだと思うから。

3歳を過ぎたらもう遅い?

そう言われても・・・なにをしたら良いの?3歳すぎちゃったから、もう遅いの!?
・・・いえいえ、もちろんそんなことはないと思います!

だって、日々、普通~の生活を送ることが、とても大切だと思うからです。
それは、1日1日をわが子といっしょに過ごせることに感謝して、
喜怒哀楽をともに共有すること・・・かな。

そのために、もし"はずれ"のない、良い「教材」があるとしたら。
わたしは、抱っこしたり、五感を使っていっしょに外遊びしたり、
絵本を読んであげたりすることじゃないかな~って思う。
それが、子育て4年目の、いまの実感です。

そして、できるだけ。
大人が先回りして"安全"や"おもちゃ"を用意し過ぎないで、
わが子の様子を見守っている中で、欲しがってそうなものに気付いたら、
家にあるものの中から、触って良いものを渡してあげること。
きちんと、子どもは自分の成長のために次になにをすべきか?を分かっているから。
それが、個性を尊重する、わが子と一人の人間として向き合うってことにも繋がると思うし、
そうした感覚を育むことも、「生きるちから」のひとつかなって思う。

だって、子育てって特別なものではなくて、わたしたちの生活の一部だもの。

毎日のちょっとした発見や変化に気付き、面白がって受け止めること。
もちろん、時には、「怒」「哀」の感情を、素直に出すときがあっても◎だと思う。
親だって、大人だって、人間だもん。
その分、反省して、次に生かすものは?と悩み考えて、葛藤して・・・

成長とは、「変化」。(=イタズラ!?)
もしも親を悩ますような事柄があったとしたら、たぶん、子ども自身が誰より戸惑っているはず。
もちろん、赤ちゃんもね。
だから、子どもも親も、日々、葛藤しながら一緒に成長=変化していきませんか?

「子育て」は「自分育て」。
子ども達の成長=変化に、負けるもんか♪
そんな気持ちで臨む子育ては、毎日が刺激的☆

そして、大人もまた、わが子が赤ちゃんの頃って、「こころ」の柔軟性が、高かったように感じる。
親であるわたし達にとっても、『三つ子の魂百まで』なのかなって、思う。

text : KANAKO
ママ・キャリア・バランス推進委員会

「育児と仕事の バランス・比率」


只今、残り三ヶ月の育児休暇を思う存分楽しんでいる途中。

我が子はそれはもう、もうもう、かわいくて仕方が無い。
何をしてもかわいく許される8ケ月。
薄く柔らかな髪の毛。
やさしい寝顔。

こんなふうに見つめているだけでも、一日はあっというまに過ぎてしまうもの。




今回は「比率」について考えてみたいと思う。


「育児と仕事の比率を答えてみてください」


・・・咄嗟にでる比率は?

私は、現時点、休暇中なので、完全に「育児10:仕事0」


このことを考えるきっかけになったのは、
たまたま今日お茶をした友人の体験談によるもの。



以前、知り合いのアンケート調査で先のような設問があったらしい。
もう少し細かくいうと以下のような感じ。


「結婚する前の状態での 育児と仕事の比率を教えてください」
「結婚してからの・・・」
「子供を出産してからの・・・」


数値で考えたことは、今までになかったので、この質問は興味深いものだと思った。

そこで私なりの数値は、と、考えてみる。

「10:0」
「8:2」
「2:8」

もちろん先の数字が仕事、後が育児の割合。
最後の設問は仕事に復帰した時の状態で。


数字に表してみると、「へぇ、こんなに変わるものなんだ」で、終わってしまうかもしれない。

けれども「8:2」から「2:8」に推移するのには、非常に精神面での葛藤があり、
ひとことでは言い現せないものがある。

いままで、仕事一筋で頑張ってきたつもり。
しかし、大切なかわいいわが子に「仕事をとられた」とまで感じてしまったあの時。

比率のバランスが推移していく時、私は泣いた。

決して器用ではない私は「5:5」と言えることもなく。

この<バランス>が丁度いいんだと思える時。
それが一番自分らしく、心の健康状態も良好なのであろう。

この比率は今後、変わっていくかもしれない。
そのままなのかもしれない。
数字では現せない状況もあるかもしれない。

でもそれは自分の<いごごち>がよい場所であるのならば、
それはそれでよいのだ。


そんなヒントをくれた友人も只今二度目の育児休暇中。
来春から同じタイミングで復帰するのである。

ママ・キャリア・バランス推進委員会代表のLo紀子です。

前回の続きになりますが、香港から帰国した私が感じた、日本人女性の印象。
それは、「日本のママはタイヘンだ!」でした。
では、何が「タイヘンだ!」なのか。
これから数回にわたってお伝えしたいと思います。

専業主婦の方が高い育児率

日本でマタニティー・ライフを送っていた際に、ショックだったのは、母親が自分の手で子どもの人生を終わらせてしまった事件の報道です。愛情がなかったわけではなく、育児に行き詰ってしまった結果、最悪な結幕を迎えてしまったというような解説を聞いた時に、本当に悲しくなりました。

どうしてこんなことが起こるのだろうと調べて行くうちに、"育児うつになってしまうリスクは、実は専業主婦の方が高い"というデータを見つけました。時間的、物理的なストレスは、働いているママの方が高いはずです。

専業主婦の方が育児うつのリスクが高い背景には、何があるのでしょうか。

3歳児神話の亡霊

3歳児神話ってご存知ですか?

子どもにとって、生まれてから3歳までの時期は、その後の人生を左右する重要な時期で、この大切な時期に、母親の手によって子どもを育てなければ良い子に育たないという育児論です。これを裏付ける統計調査があるとのことでした。

では、3歳児神話は崩壊したってご存知ですか?

3歳児神話の重要なポイントは、「3歳までは母親が育てるべき」ということでした。
しかし、その後の統計学の分析により、3歳児神話には、一部誤りがあったことがわかったそうです。

「子どもの成長を考えたときに、3歳まではとても重要な時期で、大人の積極的な働きかけが必要だ。」

この部分には、変わりないのですが、働きかける大人は必ずしも母親でなくても構わないというのです。

育児に関する調査を行なっている先生によると、3歳児神話が生まれた調査を改めて分析しなおしてみると、子どもが非行に走る原因は、母親の就業ではなく、貧困にあったということがわかったそうなのです。
統計学の世界でも、分析の技術やスキルはどんどん進化しているから、昔の調査を見直してみると、こういうことも起こるのだと聞きました。

ところが未だに3歳児神話は、亡霊のような形で存在し続けています。

「3歳までの子どもの環境がその後の人生を決める」

そして

「3歳まではママの責任」

3歳児神話を要約すると、「育児の全責任はママにある」ということになります。
愛しい子どもの人生を1人で背負うのは、かなりのプレッシャーです。

仕事の有無に限らず、いまだに「3歳児神話の亡霊」は、多かれ少なかれママのプレッシャーになっているのが現状ではないでしょうか。

他の国の育児事情をみてみると...

実は、以前から「3歳まではママでなければいけない」という3歳児神話には疑問がありました。それは香港でワーキングマザーやその家族とおつきあいさせて頂いていたからです。

香港の共働き家庭のほどんどが外国人ドメスティックヘルパー(メイド)さんを雇っていて、3歳になるまでの日中の子育ては主にドメスティックヘルパーさんたちが担っています。
一方、香港では家族の結束が固く、大人になってからも、毎週末の午後を家族(親戚)で過ごす習慣があります。中には毎月きちんと親に仕送りする友人もいるほどです。

そもそも「3歳までママが育てなければ問題児になる」のだとすれば、香港は問題児だらけになってしまいます。
※ここでは、どちらが優れているというような比較がしたいわけではなく、あくまで「こういうケースもありますよ」という例として紹介しています。

3歳児神話は誤りだったとわかったわけですし、3歳までママがずっとつきっきりで一緒にいてあげている場合でも、育児はママだけの責任ではなく、周囲のおとな皆で愛情を注いであげることが大切です。
...そんな考え方が広まれば、「日本のママはタイヘン!」が少し緩和されるのではないでしょうか?

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