ママ・キャリア・バランス推進委員会代表のLo紀子です。
皆さんは、ママ・キャリア・バランスってご存知ですか?
ママ・キャリア・バランスとは、家事や育児などのママ業と、キャリアの心地よいバランスのとれた人生の実現を目指すことです。
すみません。聞いたことないですよね。
実はこれ、私が考えた「こんな選択肢があったらいいな」というコンセプトです。
今回は、このコンセプトに辿り着いた経緯をご紹介したいと思います。
香港在住&帰国時に実感したこと
私は20代後半から30代前半にかけて、香港で働いていました。
香港では女性の社会進出が日本のよりも進んでいて、女性の管理職もたくさんいます。特にコミュニケーション力を必要とされる職種では、女性しか見かけないと言っても過言ではないくらいでした。
他にも、香港には女性が働き続けやすい環境が整っています。
たとえば...、
- 住み込みの外国人ドメスティックヘルパー(いわゆるメイドさん)を安価でお願いすることができる。
- キャリア面で女性が不利になることが日本に比べて圧倒的に少なく、女性の管理職も多い。
- 男性が女性に尽くす文化がある。
もちろん、"タイヘンな状態"が好きな人もいますよね。
私も「ちょっと忙しい」くらいがリズムが整い、体の調子もいい感じがします。その場合は"タイヘンな状態"がその人にとってのバランスだと思うので、それも1つの選択肢だと思います。
でも、もし、その"タイヘンな状態"のために、体調を崩してしまったり、うつ気味になってしまったりしているのだとしたら...?
自分が心地よいと感じるバランスは別のところにあるのではないでしょうか?
だとすれば...そこに生活をシフトさせてみることが大切なのではないかと思うのです。
「ワーク・ライフ・バランス」の講座がヒントに
昨年、川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)が主催する「すくらむ塾」を受講しました。
テーマは「ワーク・ライフ・バランス」。本格的な講義の中で、ワーク・ライフ・バランスの大切さを学んだのですが、このテーマを考えれば考えるほど、ある疑問が沸いてきました。
それは、「やっぱり大切なのは、ワーク・ライフ・バランスだ。でも、これを個人で実現しようとした場合、どうすればいいの?」ということでした。
たとえ「よし!"ワーク"と"ライフ"のバランスがとれた人生にしよう!」と、決めても、次の日から勤務先に「私は残業一切しないことにしましたので」というわけにはいきませんよね。特に女性は、ライフイベント(結婚や出産など、人生で起こる事件)により、人生プランがかなり左右されやすいという特徴もあります。
政府の支援策が十分に行き届いているなら・・・
企業がワーク・ライフ・バランスに価値を見いだしているのなら・・・
女性のライフプランニングはもっとリラックスして考えることができるかもしれません。
でも、残念ながら、"待機児童" "育休ギリ"などのキーワードがメディアを賑わせているのが日本の現状です。「ワーク・ライフ・バランスなんて言っている余裕がない」という人が少なくありません。
そんなところから、"ママ・キャリア・バランス"に辿り着きました。
ワーク・ライフ・バランスとの違いは、上から降りてくるコンセプトによって"バランス"を考えるのではなく、あくまで自分の中から出てくる"心地よさ"を基準に自分だけの"バランス"を考えていくということです。
論理的な説明は今はまだできません。
なぜなら、ズバリ!MCBがまだアイデアレベルのものだからです。
しかし、MCBの構想をママ友や先輩ママに話していくうちにおもしろい!」と言ってくれる人がたくさん現れました。彼女たちは、自分自身が考える"ママ・キャリア・バランス"を熱く語ってくれました。
そこで、私は思いました。
このテーマは、私1人が追求して「ママ・キャリア・バランス学」のような形にするよりも、賛同する人で集い、いろいろなアイデアや想いで育てていく方が断然おもしろい!と。
そして、せっかくやるなら、仲良しクラブにするのではなく、いろいろな方が参加して頂けるようにプロジェクトとして取り組んだ方がおもしろいだろう!と。
ここまで読んで頂いても、まだまだご不明な点がいろいろあるかと思います。
次回以降、「ママとキャリアをめぐる現状」や「MCBで取り組みたいこと」等を紹介していきながら、現在、有志と考えているMCB構想を少しずつ紹介させて頂きます。
